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コラム

痛風は足にしかならない!?

痛風は、尿酸値が高い状態が続くことによって引き起こされる病気です。
尿酸が血液に溶けきれなくなると、関節などに結晶となって溜まっていきます。
この結晶が運動などをきっかけに関節の中に剥がれ落ちると、激しい痛みを伴う痛風発作を引き起こします。
痛風は、足の親指の付け根に発症することが多いですが、それ以外の部位、例えば膝や手の関節、足首などにも発症することがあります。
尿酸結晶は血流に乗って体内を巡るため、様々な関節に溜まる可能性があるのです。
特に、関節の使用頻度が高い場所や、以前から問題を抱えている関節は発症しやすいと言われています。
痛風発作の治療では、まず炎症を抑えることが大切です。
安静にして患部を冷やし、炎症を抑える薬を内服します。
また、激しい運動やお風呂での温めること、飲酒なども血流がよくなり痛みが増悪するため避けるようにしましょう。
痛風を繰り返さないためには、尿酸値を適正な範囲に保つことが重要です。
薬の服用だけでなく、バランスの取れた食生活や過度な飲酒の制限も必要です。
運動で汗をかいたときは、水分を十分に取って尿酸を体外に排出しやすくすることも大切です。
もし関節の痛みや腫れがある場合は、痛風の可能性も考えて、早めに医師に相談しましょう。

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